遺品整理/川崎
やっと寒さもまして冬らしい季節となってきました。
さて今回は川崎の賃貸マンションの遺品整理のご依頼です。
川崎よろずカンパニーは、遺品整理という言葉がまだ定着していなかった13年前より遺品整理に携わってきました。
スタッフには、引越業務に精通してきた者もいたため養生(キズ避け作業)等は、当初より問題なく作業が進められましたが、遺品整理とは、人が暮らしたままの状況下で全ての生活用品を運び出し撤去して処分まで行わなければなりません。
また、仏壇の供養および清掃や消臭、戸建てでは庭の草刈や庭木の伐採、さらに庭石の処分が必要とされるケースも有ります。そこが引越し作業との大きな違いで、毎日が試行錯誤の連続でした。
三年位でしょうか、現場作業の経験を積むと段取りの大切さ、また人員の配備等も問題なくできるようになり今日に至りました。石の上にも三年とはよく言った物ですね。
そのように遺品整理作業とは、お客様の立場をいつも最優先しながら、多種多様な問題を解決しながら進めなければならないデリケートな作業でもあります。
遺品整理の問題点
ご存知のように高齢化社会に突入した今、新規参入した遺品整理業者の問題も多発しています。
その為、業界の保全を図るため、遺品整理士という資格もでき、ある程度の基準を満たした業者を選択できるようになったことは良いことです。
しかし、まだまだ、養生設備さえ持ち合わせず、遺品や家屋を痛めてしまうという、あまりにも初歩的なトラブルも多発しています。
このため、できるだけ早く適正な業者が選択できるシステム作りが遺品整理業界にも望まれています。
そこで、遺品整理認定協会が、遺品整理不正防止情報センターを開設されたとのことです。
川崎よろずカンパニーは、「安心でおすすめできる遺品整理士」として掲載されています。
要するに「通告」もなく「警告」も受けていない遺品整理士というあたりまえのことなのですが・・・裏を返せば、それだけ問題業者も多い現状が有ることは否めません。
遺品整理とは人が生活していたままの状況で作業が行われる
基本的な遺品整理とは、まず皆様に金品通帳など重要な物を探しだして頂き、残った経済価値の程んど少ない家財を整理させていただく作業といえます。
もちろん買って間もない家電品や美術品のようなお金に変わる物は買い取らせていただきます。
また、物であふれた家屋の場合、お客様お立会いの元に必要品の探索を行うこともしばしばございます。
まずは、どのようなケースでもご相談頂ければ、対処できる準備が整っています。
今回のご用命は、川崎のマンションにお住いであられたご親族がご逝去後の遺品整理作業です。
ご依頼主様は、よろずカンパニーの遺品整理専門サイトをご覧頂きご用命を賜わりました。その為お電話での打ち合わせもスムーズに終わり、遺品整理前日に必要品の整理を済ませ、当日再見積もりを行ない即刻遺品整理作業を行うとの段取りです。
遺品整理という作業は引越と同量の遺品の全てを整理しなければならないため、通常ですと事前のお見積りが必須となります。
ただし、諸々のご事情で遠方にお住いのケースでは、数日間しか滞在できないご事情のお客様もいらっしゃるため、ご信頼関係ができた場合は見積もり後、即作業というケースもまま有ることです。
今回のお客様は、大阪にお住いで前日に急遽川崎までご夫婦でお越しになり、遺品整理当日、一旦お帰りになり、後日不動産管理会社との退去の確認を行ないお戻りになられるとうハードスケジュールです。
ただし、当社の遺品整理サイトを良くご覧頂いてのことですので、残された大きな家財のチェックは済んでいて、細々とした生活用品も少なめでという条件付きです。最低限の大きなもの総量がわかりませんとトラックと人員の手配ができないからです。
遺品整理作業の付帯サービス
そのようなお話で、現場にはベッド・応接椅子・机・食器棚・タンス・冷蔵庫等々の大きなものがメインとして残されており、後はプラスチックの収納ケースや衣類などなりだけで、事前に伺っていたとおり大量の日用品等はありませんのでホット一息です。
お仕事場とご自宅が一緒にあるというソーホースタイルの生活だったのでしょう。そのため、ある程度の細々とした物の整理は、デスク周りとやはりキッチンとなります。
さて、今回は、お客様の時間に限りが有ったため鍵や通帳など出てこなかった物も探してほしいとご用命です。
このように遺品整理現場では、その場その場での臨機応変の対応とサービスも必要となってくるものです。
また、もう一つのご用命が、近場の親戚の家まで数点の家財の移動です。
川崎よろずカンパニーは、引越を行うときは、専用の蛇腹パッドで家財をつつみキズが付かないよう注意して家財を運搬致します。
このように形見分け品や家具家電の移動のご用命も、賜っています。
遺品整理とは家財を処分するだけの作業ではなく、お客様の多種多様な御用をお受けできることが、遺品整理士の使命といえるでしょう。
実際の遺品整理現場の片付け作業
このように遺品整理とは、人が暮らしていたままの状況を原状回復する作業といえます。キッチンには鍋釜食器類などの細々した生活用品が置かれています。そのようなものを精査分別してリサイクル処分していきます。
また、ベランダには、土入りの植栽やプランター等の園芸用品もあり一般の方が処分しづらい物もおまかせいただけます。
通常、川崎よろずカンパニーでは、基本1日での遺品整理をお約束しています。
家財の物量が多い場合は、2日を取らせて頂くこともございますが、作業終了時間は午後5時を目安にお客様にご確認頂いております。
さて今回の遺品整理現場は、最後に簡易清掃を済ませ、ご用命を頂いていた、通帳カード鍵などをお客様に受け渡し、遺品整理作業は終了します。
ありがとうございました。