川崎市麻生区の遺品整理【川崎よろずカンパニー】

ベッドタウン麻生区での遺品整理は、戸建の整理が中心となります。
丘陵地帯を造成して作られた住宅地は、高低差もあり土地の形状を加味して、造られています地域ごとに特徴があります。

今回のご依頼は、広い敷地を利用して建てられた住宅地の遺品整理です。広いお庭に経つ離れの住居の中を空っぽにしてほしいとのご用命です。この離れには親御さんがお住まいだったのですが片親がご逝去後、母屋にお母様を引取り数年間物置としてほったらかしになっていたそうです。
このように住居スペースを広く所有されていて、切羽詰った経済状況でもないご家庭では、急いて家財の整理を行う必要はありません。
そのぶん長い年月使われない家屋はそのままになり年に数回空気の入れ替えをされるという場合がおおくあります。

たとえば、巣立たれたご子息は別途マンションなどの生活基盤が確立されていて、いまさら数十年前に宅地開発された一昔前の造りの実家に戻られるというケースは、稀なんですね。かといって子供たちのいる場合は、いずれは住むこともあろうかと思いをめぐらせば、今すぐ安値で売却することも考え物です。また購入することを考えれば、経済的にゆとりのある方は、そのまま空家にして維持して置かれるという方が多いようです。また、多少のリフォームをして一定期間賃貸として貸し出されるケースもあります。
弊社では、ご遺品の整理、また生前整理に一度呼ばれますと、後々、リフォーム、家の周りの草刈および庭木の伐採と次々にお声掛けいただきます。これから、人口はどんどん減るわけで、このようなお悩みは増えていくことでしょう。

さて、今回ご事情により離れを取り壊すということで、中にある家財の処分が必要になったわけです。まず、車両を住居敷地内に2台駐車して、1台は門扉外に1台。広いスペースのある遺品整理は苦労がすくなくありがたいことです。お取り壊しなのですが、片付け後、お母様がなにも無くなった家の中を見てみたいとのことで、室内はしっかり養生して作業を行います。

台所には、電源が抜かれ中は空っぽの冷蔵庫が置かれています。もちろん洗濯機、大型のブラウン管テレビ、エアコンなども置かれています。このような家電製品を分別しながら回収していきます。
また、和箪笥の鍵が見つからず中身の確認ができないので、こちらを開けて中に入っているものを確認したいとのことです。このように主がいなくなった場合では、金庫を開けてほしいとのご用命も遺品整理にはつき物です。
金庫を処分される場合は、一般的な家庭用金庫でしたらば、鍵屋さんをお呼びになるまでもなく、扉をサンダーで切断して簡単に開けることができます。